無垢材の手入れって大変?
パイン材のメリット・デメリット
フローリングの色合いや木目の表情など、部屋の印象を大きく左右する床材。無垢材を使ったフローリングは木材の種類や選択肢がたくさんあるため、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。今回は、木材の中でもメジャーなパイン材の特徴や熱伝導率、お手入れ方法についてご紹介します。
パイン(松)材は一般的に柔らかい木材で、木の本来の温かみが感じられるのが魅力ですが、傷つきやすいデメリットがあります。傷つくことに抵抗がある場合、硬いウォルナットの木材にするという方法もありますが、ウ……
硬い木材は、熱伝導率が高くなります。「熱伝導率」とは、熱が伝わりやすいかどうか。鉄であれば熱伝導率が高いですが、木材は低い。
つまり熱が伝わりにくいということです。寒い日に木材と鉄を触り比べれば、鉄の方が冷たいですよね?木材も種類によって熱伝導率は異なります。冷たさも熱さも伝わりにくい方が、住宅の床材には良いかと思われます。
パインや杉は軽くて柔らかい分熱伝導率が低いので、ウォルナットやカリン、チークと比べて冬でも足元が冷やっとしにくいのです。
我が家の「ボルドーパイン」は、お手入れはほとんどしていません。お手入れする際は、塗装した塗料の使用方法に応じて異なります。ちなみに。我が家で使っているのは「オスモカラー」。木材は使用していると、自然な……
また、無垢の木はお部屋の湿度によって収縮します。水分をたくさん含む梅雨時は床に隙間がなかったのに、秋冬の乾燥した時期には床に隙間が!なんてことも。しかし、これは自然なことです。隙間にゴミがたまるのが気……
DIY クリエイター
chikoさん
Instagram ID「wagonworks」、ブログ「STUDIO IN THE AFTERNOON☆100均簡単リメイクとお家DIY☆」著書「Let's DIY!カフェみたいなお家を作ろう」。全国でイベント、ワークショップを開催。
http://wagonworks.blog.jp/