節約するなら冷蔵庫の見直しを!
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節約するなら

冷蔵庫の見直しを!

冷蔵庫には、野菜や食料品、飲み物、調味料など、日々食材が増えていくので、どうしてもごちゃごちゃしがち。奥の方にはいつ買ったかわからない食材が眠っている、なんてこともあるのではないでしょうか。冷蔵庫の中がいっぱいになる前に、スッキリ整理できるコツをご紹介します。見直すことで食費節約の第一歩にも繋がるので、ぜひ試してみてください。

まずは賞味期限を確認
①全部出す

まずは全部出します。冷蔵庫の中のものに加えて、油や酒・みりんなど、常温で保存している調味料類も並べます。写真では冷蔵庫内のものを全て出していますが、傷んでしまうので実際は全部一気に出さないでください。……

②おおまかに分ける

まずは賞味期限をチェック!「賞味期限内」「期限切れ」「期限不明」に分けて行きます。食材ストックに比べると、野菜など賞味期限が記載されていないものが多いです。この場合は、おおよその購入時期や食材の状態で……

③残すもの同士をまとめる

残すもの(=期限内のもの)が決まったら、似た者同士をまとめます。

④収納場所の掃除

冷蔵庫は特に汚れやすい場所。全部出してみると、野菜くずなどで意外と汚れていたりします。エタノールで軽く拭き掃除しましょう。揮発するので二度拭きいらずラクですよ。

⑤まとめたものごとに収納する

仕分けができたら、あとはまとまりごとに収納しましょう。冷蔵庫は大まかにエリアが仕切られているので、まとまりを崩さずに大まかに配置します。

⑥残ったものをどうするか決める

賞味期限が1日過ぎたからといって食べられなくなるわけではありません。「食べるかどうか」で決めましょう。ただし、ストック食材と違って冷蔵品は、食べるのを忘れないために目立つところに出しっぱなしにするわけ……

冷凍庫に溜まりがちな保冷剤も処分

冷蔵庫中に、食材以外で溜まりがちなのが「保冷剤」。夏場にお弁当の傷み防止用として使うのに便利ですが、そんなにたくさんはいりませんよね。どんな時に何個使うのかをイメージして、必要な分だけを残しましょう。

ちなみに、冷凍室はたくさん入っていた方が冷凍効率が良いので、冷凍室のスペースに余裕があるなら保冷剤を捨てる必要はありません。急な停電で冷蔵庫が使えなくなった時に役立ちますよ。

まとめ

今回の冷蔵庫&常温の食材見直しにかかった時間は約2時間。冷蔵庫は汚れの度合いによっては水拭きや洗剤を使う必要があるので、掃除にも時間がかかるかもしれません。

ライフオーガナイザー
吉川圭子さん

2010年にStandard+を設立し、個人宅のオーガナイズ(整理収納)サービスや、片付け関連講座を開催。2017年現在、講座受講者は延べ2000人を超える。現在は「オーガナイズは老若男女問わず必要なスキル」をモットーに活動中。片付け大賞2015 審査員特別賞受賞。監修本「片づけが楽しくなる無印良品でつくる子ども空間(金の星社)」。
https://plusta.jp/