今さら聞けない!
大人のレストランマナー
大人になると会食や接待の機会が増え、マナーがなっていないと恥をかいてしまったり相手を不快にさせたりしてしまうことも。でも格式あるレストランではさまざまなルールがあり、どのように振る舞えばいいかわからない...。という方のために、予約時のポイントから当日の振る舞い方、料理やワインの注文の仕方まで、大人なら知っておきたいマナーをご紹介します。
お店選びは、事前のリサーチが大切です。目的にあった料理や雰囲気のお店を考え、判断に迷ったらランチで下見をしておけば万全。予約する時は、「名前」「日時」「人数」はもちろん、バースデイなど特別な場合は事前……
ハンドバッグ以外の荷物や上着はクロークに預けます。クロークがないお店では、スタッフに預けましょう。
男性の役目は女性に前を歩いてもらうようエスコートすること。また、店内を見渡せる奥の席を女性やゲストにゆずりましょう。
イスの左側にスタッフが立ち、イスを引いてくれます。間に入り、振り返らずにそっと座ります。
浅めに腰掛けて、イスの背と体の間にバッグを置きます。
食前酒とは、意を適度に刺激して食欲を促してくれるもの。無理に頼まなくてもかまいません。飲めない方はミネラルウォーターを注文しましょう。
ガス入りと普通のものがあり、どちらも砂糖は入っていません。ガス入りは最初は慣れないかもしれませんが、フレンチのこってりした味にもマッチします。
化粧室は入店時に確認して置くのが良いです。レストルームへ行くなら、オーダーの後、料理が運ばれるまでの間で。洋食の席ではおしぼりが出ないことがほとんどなので、手を洗って身なりチェックをしましょう。
同じタイミングで料理を楽しむために、同席者とはコースかアラカルト、どちらかに統一するのがベター。
選べる種類は限られますが、逆に言えば迷わずにすむのがコースのいいところ。また一品ずつ注文するより安くなるので、初めてきたお店や予算が少なめの時は、コースで様子を見るのがいいかも。
正式なコースの内容は、アミューズ・グール、前菜、スープ、魚料理、ソルベ、肉料理、サラダ、チーズ、デザート。お皿の数や内容によって価格設定されていますが、一番安い(軽い)ものを頼んでも恥ずかしくはありま……
好きなものをメニューから単品で注文します。一皿の量が多いこともあるので、スタッフに量を確認しましょう。メニューには、コースと同様、魚料理、肉料理、デザートに分けて書かれているので一皿ずつ選びます。コー……
「前菜が肉だからメインは魚にしよう」といったバランスの取り方もあります。途中でお腹いっぱいになってしまうこともあるので、デザートは後で頼むのがおすすめです。コースとアラカルトの真ん中、「プリフィクス」……
料理のメニューとは別に、ワインリストがあります。一般に言われる、メインが肉料理なら赤、淡白な魚料理なら白という選び方でOK。グラスワインの赤、白、あるいはロゼ。銘柄を選べることもありますが、特に飲みた……
ワイナリー、産地、ブドウの種類など希望があれば詳しく伝えるのも良いです。予算がある時は、メニューの値段を指し「このくらいで」と伝えておくと◎。アルコールに弱い方は、フルボトルではなく、ハーフボトル(4……
A.満席でなければ要望を伝えてOK。お店の都合も考えて、無理は言わないようにしましょう。
A.ナイフやフォークの扱いが困難なお年寄りなどに限っては頼んでも大丈夫です。
A.当日では対応できないこともあるので、食べたいものがあれば予約の段階で伝えておきましょう。
A.予約の段階か注文時に伝えればOKです。しかし、サーブされたお皿から苦手なものを抜いてもらうのはやめましょう。
A.他人のお皿には手をふれないのが、フォーマルな場での正式なマナー。シェアしたい場合は、注文時に伝えてあらかじめ取り分けてもらいます。
A.食べる前から調味料を加えるのはシェフに失礼なのでNG。厨房鬼ある調味料であれば持ってきてもらえますが、まずは味を確認してからにしましょう。
A.飲み残したワインボトルは、「持ち帰りたいのですが」とスタッフに伝えれば快く包んでもらえます。
A.お客様が帰った後の保存方法に責任が持てないので、断られることがほとんどでしょう。あまり食べられないと感じた時は、あらかじめ量を減らしてもらいましょう。
A.高級店ではNG!一人が会計をすませ、お店を出てから清算するのが吉。