
アンティーク風の物置をおうちでDIY!
おしゃれで可愛らしいお庭作り
お庭やベランダの物をうまく収納できず、散らかってしまうことはありませんか?収納スペースがない屋外は、一般的なシンプルな物置を置くことが多いですが、お庭の雰囲気に合わせてデザイン性にもこだわりたいところ。今回は、お庭やベランダに置いておきたい小物を、おしゃれに収納できる物置DIYをご紹介します!
木材 ●補強用木材 30×40mmの垂木…1本 ●杉板 9×100×1820mm…2本 その他(部品・塗料など) ●カラーボックス…1つ ●キャスター(+専用ビス)…4つ ●スタイロフォーム断熱材 ……
土台作り
物置の土台となる部分を、カラーボックスや断熱材を使って作っていきます!
ホームセンターなどで売られているカラーボックスを用意します。雨が降った時に板が痛まないように、床面にキャスターを取り付けます。
次に物置の原型を作る断熱材のスタイロフォームを用意。今回は厚さ40mm、3×6サイズ(910×1820mm)を2枚使用します。家型になるように大型のカッターでカットし、接着剤でパーツを繋げていきます。……
接着剤だけでは外れてしまう可能性があるので、65mmのビスで補強します。また、カラーボックスは物置の中に入れて使用するため、後の工程で扉を付けます。そのため、丁番をつける部分を木材で補強し、木材も接着……
最後は屋根となる部分。スタイロフォームに屋根瓦の形を下書きして、カッターで溝を作ります。塗装をした際に、瓦の形がわかりやすくなるよう溝を深めにするのがポイント!
漆喰塗りでもよく使われるグラスファイバーテープを、ひび割れが目立ちそうな境目に貼ります。カラーボックスの裏の部分はポリカプラダンで塞ぎ、土台が完成です!
塗装
次は、先ほど作った土台に塗装していきます!
土台に色づけするための塗料を準備。屋根の部分はグレーのモルタル、本体の部分はホワイトセメントを使用します。モルタルはホームセンターなどで購入が可能です。
まずは屋根から塗装。粗めのモルタルを使用しており、スタイロフォームにくっつきにくくなっています。手でモルタルをつかんで屋根に貼り付けながら塗装していきましょう。原型を作る際に、彫り込みを深く入れていた……
次は、ホワイトセメントを使用して、本体部分を塗装します。屋根と同様に、手でセメントを伸ばしながら塗っていきます。見落としがちな屋根の下部分もお忘れなく。
モルタルを塗り終えたら、物置をアンティークな雰囲気に仕上げるために、あえて使用感を出すエイジング塗装を施します。屋根にはミルクペイントガーデン用のモルタルグレー、ミッドナイトブルーと仕上げのダストメデ……
下塗りシーラーが乾いたら、屋根からエイジング塗装を行います。アクリル塗料のダークグリーンを、スポンジでポンポン叩くように塗ると苔を表現できますよ。白っぽい部分は、ダストメディウムをスポンジで混ぜながら……
飾り付け(お好みでOK!)
塗装ができたら、飾り付けを行います。今回その一例をご紹介しますが、自分好みの装飾品を見つけてみてくださいね!
扉の取っ手にアンティークキーをぶら下げることで、絵本の中に出てくるような雰囲気に!
ステンシルプレートを作って、ワンポイントデザインを施します。ステンシルプレートは100均ショップなどで購入できます。
ドライリースなどを飾るのもおすすめ!一気に華やかな雰囲気になりますよ。
完成!
おとぎ話に出てきそうなアンティーク風の物置が完成しました!
akaneさん
DIYアドバイザーとして古くなった建物のリノベーション計画などを行う。また、2019年にはDIYでリノベーションした一軒家の自身のハウススタジオを開設。記念日撮影やコスプレ、商品撮影やMV、映画などの動画撮影も可能なスペースとなっている。
https://ameblo.jp/milty-handmade/